松 



木戸さんや幕末・維新のお話、日常のこと、テレビ番組、時事問題、なんでもネタにして書いています。 

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2015年3月30日(月)
『花燃ゆ ‐ コレラと爆弾』

出たー、って、お化けじゃないよ。桂さんです。久坂が江戸に行ったから、こちらのシーンも出るようになって、ちょっとうれしい。米国との通商条約の締結に、朝廷は反対の意向を示します。でもね「あの井伊大老がおとなしく朝廷に従うはずがない」と桂さんは思うわけ。水戸の斉昭公に頼るしかない、と思い、「久坂、お前もいっしょに来い」と。



このころ日本では疫病がはやりだし、それが異国からもたらされたものだとわかります。コロリって、つまりコレラのことね。
と戦う前に、この国はコロリでやられてしまうのか―‐


久坂は「井伊大老が天子さまを彦根にお移しする」といううわさを確かめるため、京に行こうとします。でも、江戸で医術修業という藩命にそむいてはいかん、と桂と来原良蔵に止められます。それでも、久坂は京に行ってしまい、そこで攘夷派の梅田雲浜らと会います。

一方、萩の松陰は、勅許を得ずに米国と通商条約を結んでしまった将軍を「天下の賊」とみなして、「討つべし」とする過激な建白書を藩に提出しました。

小田村伊之助は、軽挙を慎むように松陰を諫めますが、「論じるだけでは国は変わらぬ」と言って、従う様子もありません。

新しく塾生となった小野為吉は、長崎で様式砲術を学んでおり、火薬を電気で爆発させる地雷の話をします。その後、河原で地雷の実験をすることになりました。松陰先生も来てください、という小野に、文は「兄は蟄居の身だから、家から出られないのです」と断ります。

「では、足をつかなければいい。私が背負って差し上げます」と小野。
そし、松陰は小野に背負われて、河原に向かいます。でも、途中で「おろしてくれ」と言い、自分の足で歩きはじめました。「この一歩がいずれ……」



やがて、早朝の空に黒煙が昇っていくのを、文は目撃します。



今回、松陰が「戦いとは、ただ、いくさ、のことを言うのではない。戦いとは、屈しない心を持つことを言うんじゃ」と文に行った言葉が印象的でした。長州藩の若い藩士たちの「戦い」が、これから始まっていくのですね。時の政権にあらがう、ごく少数派の戦いは、やがて弾圧され、ことごとくつぶされていくことに―‐「安政の大獄」ま近です。

2015年3月24日(火)
『花燃ゆ − 戻れないふたり』

文と久坂が婚礼の式をあげました。
村塾の生徒たちは二人を祝ってどんちゃん騒ぎ。

でも、藩から許可が下りて、久坂はすぐに江戸に行くことになるのです。




幕府はアメリカとの通商条約の締結に舵をきり、もはや一刻の猶予もない。
「久坂は学びに行くのではない。ことを成しにいくのだ」
と松陰は言います。
「表向きは医者でも、心は武士として、志を遂げに行きます」
久坂は、兄の形見の刀を差して、いざ江戸へ。

夷狄から国を守るために、いよいよ尊王攘夷の運動に身を投じるのですね。江戸では井伊直弼(高橋英樹)が大老になって、「安政の大獄」が始まろうとしています。




長州藩では椋梨に代わって、周布政之助が藩政の実権を握ったので、村塾生たちの江戸行きが可能になったのですね。小田村もいろいろと尽力しています。



一方、松陰は眼をギラリとさせながら、
「狂うときが来たんじゃ」 不気味な気配を漂わせて……

今回はまだ、嵐の前の静けさといった感じで、これといった感想もありませんが、これからもっと面白くなっていくことを期待しています。

2015年3月21日(土)
『相棒』衝撃の結末!

いやー、驚きましたね。こないだの『相棒』(水曜日、テレ朝))観ましたか? ここのところテレビは夜つけていなかったので、相棒も2〜3回見逃していたのですけど、今シリーズ最終回というので、久しぶりに観てみたのですよ。成宮さんも、今回で最後だというし。

そしたら、えっ、なに? カイト君、犯罪者になっちゃてるの? あらー、大変! ネットでもこの結末に賛否両論で、話題になっているみたいですね。でも、2時間がそれほど長く感じなくて、最後までおもしろく見れました。こんな結末もありかな? なんて。




こんなふうに二人でくつろぐときも、なくなってしまうんですね。
ちょっと寂しいなー。



もう、だめ。杉下さんの追及の手からは逃れられない。



杉下さんも上司としての責任を問われて、無期停職処分となり、どこやらに旅立ちます。そこに現れたいつもの、敵対もすれば、共闘もする刑事さんたちが、カイト君を連れて、最後の別れの場面を演出。



「杉下右京は人材の墓場」、「君は自分の思っている以上に危険な人物かもしれないよ」
カイト君のパパ(石坂浩二)も、複雑な心境を吐露します。

今回、視聴率も久々に20%を超えたらしいですね。おめでとうございます。
ま、意外性があったからね。「こんな終わり方ひどい」ってなげく相棒ファンもいるようだけど、次のシーズンで、杉下右京(水谷豊)がどんなふうに復帰するのか、楽しみではあります。マンネリ化も心配されたけれど、このドラマ、まだまだ終わらない?

次の相棒役はだれか、なんて想像しながら待ってみようかしら。テレビはニュース以外、ほとんど見なくなっちゃったから、ドラマも『大河』以外では、見ようかな、って思う最後のドラマでしょうか。出来の悪い回もあるので、今後、本シリーズが再開されるときには、質の高い脚本&演出を期待しています。

番組説明欄より:
犯罪者だけを狙った連続暴行事件。犯人の名は『ダークナイト』。彼はいったいなにを成し遂げようとしているのか。それは正義か、悪か? 『ダークナイト』とは一体何者なのか?
右京(水谷豊)と亨(成宮寛貴)、相棒としての3年の月日が問われる最後の事件! あなたが目にするのは相棒始まって以来の“衝撃の真実”。


2015年3月18日(水)
『花燃ゆ − 突然の恋』

松下村塾の拡張工事がはじまって、看板が掲げられました。前原一誠(佐藤隆太)さんも短期間でしたが入塾し、だんだん賑やかになってきましたよ。イケメン男子勢ぞろい? 江戸に着いた吉田稔麿からは、政治や社会の情報がいろいろ送られてきます。



そして、文は姉寿(優香)が世話になっている椋梨夫人(若村麻由美)のところへお菓子をもって行くのですが、事故にあわないように、久坂をお供に連れていました。で、なんか怪しげな男が屋敷内を覗き見しているって、久坂がお咎めを受けてましたけどね、あとで疑いは晴れましたけど。突然、寿が妹文の縁談を椋梨夫人に頼み込んで……久坂は「えっ、えっ、えっ?」状態(笑)。



でも、文と久坂は恋に目覚めて、ぎごちなくも、次第に互いの想いを感じあうようになるのです。

政治では、米国との条約をめぐって長州藩の意見は真っ二つに分かれます。椋梨派は江戸幕府の意向に従って条約に賛同すべしといい、周布派、といっても、ここは小田村が主導していますが、安易に条約を結べば、清国の二の舞になると警戒して反対。殿様の前では、最後には後者の意見が優勢となって、敬親公は条約反対に「そうせい!」。




ところで、気が付いたのだけど、小田村役の大沢さん、小さな声でしゃべっても、聞き取りやすいですね。滑舌がよいのでしょうか。最近は、時代劇も現代劇も、もごもごと早口でしゃべる俳優さんが多くなって、セリフがよく聞き取れないことがあります。最近というか、だいぶ前からだけど、トレンディドラマとか流行りだした頃から? だから、小声でもセリフの言葉がはっきり耳に入ってくるとほっとするの。「自分がわかればいい」みたいに、勝手にうだうだしゃべっている役者さんもいるから、発声練習しろよ、って。

話がそれちゃったけど、えーと、あと何があったっけ? 2〜3日あいだがあくと、記憶が飛んじゃって。そうそう、最後のほうだけど、松陰が二人の気持ちを察して、キューピット役になってました。「君たち、夫婦(めおと)になりなさい」とか、なんとか。ようやく素直になった文が「お受けします」って。「いいのか? え、胸がイタイ? 大変だ、横になれよ」
 あら、あら、久坂さん、胸がイタイって言っても、それ、胸キュンだから、そこ違うでしょ。あー、無粋だねえ、相変わらず。でも、そこがいいとこなのね。



良かったねーお二人さん。お幸せに〜 (^o-)-☆ この際、史実は置いといて、ネ。まあ、お似合いのご夫婦じゃありませんか、う、ふ、ふっ。

2015年3月9日(月)
『花燃ゆ − 躍動 松下村塾』

今回の主役は吉田稔麿さんでしたー。といっても、一般の視聴者は「だれ、この人?」って、わかんないですよね。あの『池田屋の変』で亡くなった長州藩士で、村塾四天王のひとりだった、といえば「へー、そうなんだー」と思うぐらい? 今回、江戸遊学の事情はちょっと違っていて、文と絡ませるために創作したようですね。ペリー来航時には、彼はすでに江戸にいて、帰国後、もう一度上京しているから、このときは3度目ぐらいかな。



松下村塾VS.明倫館の構図を使って、ドラマを面白くしようとしたと思われます。ま、ドラマの世界ですから、いいんじゃない。ところで、富永有燐(本田博太郎)さん、またちらっとでてきたけど、なにげに面白いおっさんだよね。見かけ、振る舞いにも妙な愛嬌があって。



村塾生と、藩校・明倫館生徒のあいだでケンカ勃発。文の存在感を出そうと、制作スタッフも苦労しているみたい。観るほうは、高杉・久坂コンビが活躍してくれるだけで楽しいけど、案の定、大目玉くらってます。松陰の叔父・玉木文之進(奥田瑛二)がこわいんだわ〜。



長井雅楽(のちに『航海遠略策』を唱えて、村塾生らと対立)も、飲んべえの周布政之助(石丸幹二)とともに登場。敵役の椋梨藤太(内藤剛志)は適度に陰険で、なかなかいい味出していますね。毛利の殿様(敬親・北大路欣也)はさすがに貫禄があります。で、相変わらず「そうせい、そうせい」って(笑)
役者が概ねそろってきたけど、利助に関係する來原良蔵(小五郎妹の夫)はまだかな?


左から長井雅楽、椋梨藤太、毛利敬親

稔麿が江戸に行くので、来週からすこしは江戸の場面もあるのかしら。ないかなー。彼は小五郎のいる練兵館に入塾しているんだけど、道場での稽古の場面などあったらチョーうれしい。えっ、ない? やっぱ、ないよね。萩にいる文や杉家が主役だから、無理か。うん、いいかげん諦めよう、あきらめる。

来週は文と久坂の結婚話がくるみたいね。久坂役の東出さんは文に対する感情の動きをみせる、ちょっとした微妙な演技がかわゆくて、おもしろい。大根だっていう人もいるようだけど、私は気に入ってますよ。来週もがんばってくださーい。
 

2015年3月3日(火)
『花燃ゆ − 高杉晋作、参上』

今回もけっこう面白かったよー。高杉晋作、久坂玄瑞、吉田松陰は役が板についてきた感じで、ストーリーの流れも自然に追えるようになりました。相撲の場面では、高杉の喧嘩の仕方がちょっと強引な感じもしたけど、まあ、許容範囲かな。松陰と晋作の対面シーンは、二人の個性がよく出ていたし、久坂は朴訥で、一途な感じがいいですね。文に対する晋作の態度に、ちょっと嫉妬したりして、かわゆい(笑)



文と口のきけない弟(敏三郎)のサブストーリーもあまり抵抗なくみれました。こんな感じで、文は無理やり史実(メインストーリー)にからませないほうが、しらけなくていいかも。あと、出獄した富永有燐がすこしだけ出てましたが、妙に個性的で面白そうな人物。そして、初代総理大臣・伊藤博文(利助)も登場。



写真は左から高杉、伊藤、久坂です。最初は、えっ、伊藤役が劇団ひとりって、どうなの? と思ったけれど、それほど違和感はなかった、かな。さあ、役者もそろってきて、話はこれからですね。桂さんは登場しないだろうけど、次回も楽しみにしてまーす (^O^)/

2015年2月23日(月)
『花燃ゆ』すこし面白くなってきた?

3週ぶりに大河ドラマの感想です。もう歴史の本流は描かれることなく、朝ドラと同じホームドラマが続いていくのだろうと思って、関心も薄れていたのですが、昨日はやっと久坂玄瑞と高杉晋作がそろい踏み。ちょっと面白くなってきたので、テレビ画像を撮ってみました。東出昌大さんは久坂の熱血漢らしさを一生懸命演じていて、好感が持てました。



高杉(高良健吾)はちょっと「やさ男」かな。でも、やんちゃっぽい雰囲気は出ていたので、これからどう「はちゃめちゃ」になっていくのか楽しみです。

松陰先生は牢獄から出てきて、いよいよ松下村塾を開始。久坂が入塾する前の手紙のやり取りも効果的にドラマを盛り上げていたと思います。吉田稔麿や入江兄弟も出てきたし、あとは伊藤利助(博文)が来週には登場かな? だんだん賑やかに、明るくなっていったらいいですね。松陰刑死の運命が待っているので、ほんの束の間の「明るさ」なのでしょうけど。

文は各場面のブリッジ役に徹して、あまり出しゃばらないほうが、ドラマが引き締まっていいかもしれません。おにぎり運んだら、即はけるとか(笑)



ホームドラマの創作場面ばかりだと、コアな歴史ファンは脱落しそうだからさ。歴史の事変でも映像化しない場合は、せめてナレーションで補って、素人でも幕末史の流れが掴めるようにしたらどうかな。そのほうが親切だし、「大河ドラマ」らしさを失わなくて済むと思うの。まあ、もうだいぶ撮っちゃっているみたいだから、遅すぎる? しょうがないか。

来週は「高杉晋作、参上」だって? うん、おもしろそうじゃない。期待しちゃっていいの? 楽しみにして、またがっかりしませんように (-.-)

2015年2月15日(日)
終わらない『探し物』

お引っ越しは無事終了しましたよー。
3月1日からは、こちら(OCNの木戸館)でサイトの移転案内がなされて、新URLに導かれると思います。でも、ファイルは全部引っ越せたんですけど、今まで使っていたCGIが使えなくなるので、その作業がまだ終わっていません。

更新も新URLで無事できるかどうか、この日記で試すつもりです。そうそう、前回の『花燃ゆ』の感想は、なんだか書く気が失せて、パスさせていただきました。それで今日は『探し物』のお話。

最近、と言うか、だいぶ前からですが、家の中でモノがよく無くなるんですよ。どこにしまったのか、自分が忘れているだけですが―‐。それで、いつも『探し物』ばかりしています。どうでもいいものはそこらへんにあるのに、本当に必要なモノが探しても、探しても、見つからない。小さいモノ(イヤフォンとか)から比較的大きなモノ(布団乾燥機とか)まで、『不発見の法則』というやつに陥っています。

イヤフォンはスペアがいくつかあるので、大丈夫なのですが、一番困っているのが外付けハードディスク。ったく、あんなもの無くなりますかねえ。掃除するときに、じゃまだと思って、どこかに移動したのだと思いますが、移動した場所がわからない(笑) それで、パソコンの最近のバックアップがとれなくて、どうしようかと―‐また、壊れたら全部失ちゃうから。必要なドキュメントなんかは、印刷しておいたほうが良いかもしれませんね。

ホントに壊れたパソコンを家で直せるぐらいのプロになりたいなあ、と無駄に思う今日この頃です。

2015年2月9日(月)
サイトのお引っ越しで大変

前にもすこし話したと思うけど、プロバイダーのOCNが契約者へのホームページ無料サービスを撤廃するんですよ。それで、近々弊サイトのアドレス変わります。本当は心機一転リニューワルしようと思ったのだけれど、そんなヒマないみたい。

ブログ(現在は閉鎖)と旅行関連HPを利用しているとこで、マルチドメインとって、そこに引っ越そうとおもったのだけど、追加料金が必要みたいなの。独自ドメイン(有料)とらないとだめみたい。容量、まだ10分の1程度しか使ってないんだけどな。

いろいろ問い合わせるのも面倒くさいから
、ほかのレンタルサーバー探して、やっと契約したのだけど、大丈夫かしら。料金安い代わりに、ページの読み込みが遅いとか、ファイル転送に時間がかかるとか、そんな不都合があったりしないかな。実際、開設してみないとわからないからね。

とにかく、今月中には引っ越しを済ませる予定です。なにか問題が生じたら、その時はその時で考えます。今後とも『木戸孝允館』をよろしくお願い致しまーす <(_ _)>

2015年2月4日(水)
花燃ゆ(第5話)の感想

出たー、桂さん! 出たよー (*´▽`*) あーびっくりした。
こんなに早く出てくるとは思わなかったからさ。出るとしても、松陰が刑死する頃かなって思っていたから。それに、佐幕派の藩士たちを一人であっというまに打ち負かす場面が続いてきたよ。刀抜かずに、さやのままで相手やっつけちゃうんだから、かっこいいよね。



あ、待って。もうカットなの? これでおわり? はやっ。せめて小田村さんが、
「助かりました。さすが練兵館の塾頭ですね。頼もしい限りです」
とか、なんとかいうセリフを入れてほしかったなー。高望み? 主役じゃないから、しゃーないか。でも、あとで、もう一回出てきましたよ。どこかの料理屋の座敷で仲間とお酒飲んでいる場面。そこに偶然、隣の部屋に居合わせた西郷どんも登場して、長州藩の藩士たちとご挨拶。 ちょっと細身の吉之助さんでしたけどね。


画面は相変わらず明るくないです。ほとんど、どの場面も薄いもやがかかっているみたいで、以前の『清盛』大河ほどひどくはないけれど、大河の制作スタッフって、不鮮明な映像作りが好きなのかな。

密航失敗で、寅次郎(松陰)は野山獄、金子は岩倉獄へ。牢獄の場面では富永有隣らも登場し、そのやりとりは興味深く見れました。金子は病気で死亡。今回は金子の母親が主役かな。文とからませ、小道具は西洋のボタン。ちょっとお涙ちょうだい的だった?

正直言って、文の登場する場面はあまり面白くなくて――それより江戸のほうを、もう少し多くやってほしい。長州藩主体の「幕末の歴史」をしっかり描いてほしいのだけれど、それは無理なの? 尊王攘夷派がわから描く大河なんて、もう二度とないと思うから、単なるホームドラマにしてほしくないのよね。そういうのって、木曜時代劇とか、他の曜日のドラマ枠でやれると思うからさ。

といっても、そういうコンセプト(歴史よりも家庭ドラマ)で制作しているのでしょうから、諦めるしかないか――うん、諦めよう。はやいとこ諦めたほうが、気が楽になるよね。桂さんがすこしでも登場すれば、それで満足します、はい。ホント、ホント。

2015年1月26日(月)
花燃ゆ(第4話)、いくよー!

きゃははーっ、今度も大河ドラマの感想書くよー。伊勢谷さんの松陰って、けっこういいじゃない? なんか晋作のイメージが強かったんだけど、松陰役も悪くないかな。眼力があって、情熱的で。

でも、脚本が中途半端なのよねえ。妹が主役だからしょうがないのかもしれないけど。米国船乗り込みと投獄の場面、なんで回想風にして、ぶつぶつ切っちゃうのかしらね。そのままじっくり観たかったんだけどな。

それで、場面切り替わると、どうしても杉家のみなさんの場面が退屈に感じちゃうのよ。あー、もうそこいいから、松陰見せて、って思っちゃう。
牢獄の場面ももっと長くやってほしかったし、海に出るまでの経緯もはしょりすぎてるし。ここで「小五郎出して!」とは言わないから、せめて宮部鼎蔵や来原良蔵らとの会合場面とか、やってほしかった。

ホームドラマは「朝ドラ」でやっているから、いいじゃん、って、ゴメン。制作者もきっとジレンマ抱えて、悩んでいるのかもしれませんね。無名の文を主人公にしてしまって、これからどう面白く創作していくのか、苦労するよね、きっと。

歴史大好き視聴者としては、松陰亡きあとは、久坂、晋作、小五郎をしっかり描いてほしい、なんて思うけど、、やっぱり杉家を描かなけりゃ、文をヒロインにした意味もなくなるわけだから、退屈なホームドラマもがまんして観るしかない、か。もっとも、これまで敵視されてきた感のある長州藩が「大河」で取り上げられたのだから、ぜいたくは言えないって?

ええ、ええ、感謝しながら観てますよー。『花燃ゆ』制作スタッフさん、がんばってー (^◇^)

2015年1月20日(火)
花燃ゆ(第3話)について

こないだの大河、視聴率は15%台に少し上がりましたね。でも、通常の大河に比べれば、まだ、まだ低いなー。前回よりは面白かったかな。寅次郎(松陰)の話の部分だけはね。

ところで、小田村伊之助役の大沢たかおさん、ずいぶん老けた感じするのだけど、文(井上真央)といっしょに映っていると、だいぶ年の差があるよね。実際、14歳ぐらい離れていたようだから、印象としてはこんなもの? 以前に見ていた幕末タイムスリップドラマ『JIN - 仁』
の時から比べると、若さがかなり失われちゃった気がする。

久坂(東出昌大)と文の「おみくじ」云々の場面、無駄に長くて、ちょっと退屈した。それに、相変わらず画面が暗い。夜から夜明けになっても、スカッと太陽が射さず、海もぼんやりとかすんで、黒船がいるのか、いないのか、視聴者は確認できないよ。「もっと光を――」

来週はさらに面白くなってくるのかしら。このまま大河感想文、続けようかな。

2015年1月15日(木)
花燃ゆ、どうなの?

大河ドラマ、始まりましたけど、視聴率が良くないみたいですね。一回目が16%台で、二回目が13%台に下がってる?

初回は、松陰や村塾の生徒たちの熱く議論する場面もあって、ちょっと期待がもてるかな、と思ったんだけど、二回目で失速しちゃいました。松陰の脱藩の事情は手紙一本でおわりだもの。肝心な場面はかなり省略されているみたい。佐久間象山も実際には出てこなかったしさ。

かりにも松陰は主人公・文の実兄だから、きちんと行動を追って描いてくれるだろうと思っていたけど、実際は日常のどうでもいい雑談ばっかで、歴史ドラマというよりは、女性中心のホームドラマみたい? ま、無名の女性が主役だから、いろいろ創作しなきゃ話にならないので、仕方がないのかな。


あと、画面が暗いですね。当時の室内の暗さをリアルに描いているのかもしれないけど、視聴者にとっては見にくくて、目が疲れるの。室内だけじゃなくて、戸外の場面もほとんど青空がない、曇り日ばっかりという印象。

あーなんか、憂鬱になっちゃう。これから視聴率、持ち直すのかしら? まさか『清盛』大河を超える最低視聴率の記録更新、ってことにならないよね。なりそう? 歴史ドラマと思わないで見たほうが良いのかもしれません。失望しないために。

2015年1月1日(木)
明けましておめでとうございます

穏やかな新年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の暮れに、買い物のついでに本屋さんに寄ってみたら、今年の大河ドラマの本を発見! あっ、そうだ、今年は長州藩のドラマをやるんだった、と改めて思い出し、手にとってパラパラっとめくってみました。

タイトルは「花燃ゆ」、吉田松陰の妹(文:配役 井上真央)さんを主役にしたドラマですね。それなら、松下村塾の生徒たちを中心にした話だろうから、木戸さんあまり関係ないかな、とたいして関心を持っていなかったのだけれど、桂小五郎の配役、東山紀之さんだったんですね。脇役でも、それなりの待遇はしてくれるのかしら、と多少の期待を持ち始めたりして(笑)


「龍馬伝」の時と同様、やはり主役の座にはすわれない木戸さん (:_;)
唯一、本格的な伝記『醒めた炎』を、読みやすい小説の形式で著してくださった村松剛さんには改めて感謝の気持ちが湧いてきました。もちろん『松菊木戸公伝』はありますが、一般向けではないし、研究者しか読まないでしょうからね。

で、NHK出版の「『花燃ゆ 前編』を買ってしまいました。だって、やっぱり長州藩が主役ですもの。わが公共放送は「徳川&新撰組」びいき?だと思っていたので、新撰組の敵、長州の尊王攘夷派がわから大河ドラマを描いてくれるなんて、今でも「夢か!」と信じられない気持ちです。この決断をしてくださった、NHKのどなたかには感謝しています。といっても、あまり期待しすぎないように、冷静に観ようと思います。

小五郎(木戸さんも)の出番が、なるべく多くありますように、今日から東山さんのファンになりまーす\(^o^)/

 



 
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